実務でAWS、Azure、GCPは触ることは多いのですが、未だにクラウドベンダーの試験を受けてこなかったのと、最近自己学習の時間も取れるようになってきたので試しに受けてみました。
結果的に全て無料で合格まで漕ぎつけることが出来たので同じ境遇の方は参考にしてもらえればと思います。
凄くギリギリです。
目次
受験前
- 実務でAzureは触ったことがある
VMとかFunctions、Storage等などある程度触っているが、ちゃんとした組織管理はしたことが無いレベル - キチンと体系立てて勉強したことが無い
準備と学習内容
触ったこと、開発したことがあるとはいっても、勉強無しだと色々と怖かったので公式サイトと無料の問題サイトを活用しました。試験問題がどのようなものかを知らないと本番で戸惑ってしまうので。
また、一応無料と言っても1回目不合格であった場合、2回目以降の受験料は\12,500(税抜)が掛かってしまうので。
Microsoft Virtual Training Daysを受講して受験料100%引きになるバウチャーを取得
EventNameがMicrosoft Azure Virtual Training Day: Fundamentalsとなっているものが今回受験するAZ900向けのオンライントレーニングになっています。
このオンライントレーニングの受講が完了すると、AZ900を受験するためのバウチャー(受験料100%割引)を取得することが出来ます。
ただ以下の点にご留意ください。
- バウチャーの有効期限は1年程
受講してすぐに受験すれば問題は無いですが…忘れてしまわないように。 - 2回目は通常通り受験料が掛かります
1発で受かるように頑張りましょう! - オンライントレーニングは大抵平日の水、木曜日の2日間開催です(2021/09現在)
社会人的にはちょっと厳しいかもしれませんが、最近は在宅の方も増えていると思うのでバックグラウンドミュージック的に流しておいたり、とりあえず参加しておくというのはアリかと思います。
ちなみに私は業務時間中にバックグラウンドでオンライントレーニングを流しておき、ほぼ聞かずに仕事を行っていました。
また、オンライントレーニングといっても基本的にはビデオを流しているだけなので、放置していても問題は無さそうでした。途中でネットワークが切れて10分後位に再度接続しても何ら問題は無く、きちんとバウチャーもいただけました。
一切受講しなかった場合(オンライントレーニングにログインしなかった場合)はどうなるかは不明です。皆さんはしっかり受講して勉強しましょう…!
練習問題を解いてみる
これは人に依ると思うのですが、私は分からない状態で実際に問題を解いていきその後知らない部分を公式ドキュメントなり、調べたりして理解を深める派なので最初に問題を解きまくりました。
以下のサイトを活用させていただきました。
色んなサイトの問題をやっていれば本番の試験で4~5割程度はほぼ同じ問題が出てきます。(あくまで私が受験した際の試験内容です)
ここが凄い解き易くて、回答もし易く、問題量も多くてオススメです。
ただ、解説がある問題と無い問題があるのでそこは自身で調べる必要があります。
私はここの問題が8割解けるようになったら他の問題を解くようにしました。
問題量は少ないですが、上記のサイトに出てない問題もあったので活用させていただきました。
ブログなのでちょっと回答しづらいというか操作しづらいですが、私は受験前の確認で使用しました。
問題数がある程度ありますが、操作性に難があります。
次の問題に行く前に現在の問題の正解/解説は閉じておいてください。何故か次の問題の正解/解説が表示されます。
また、正解なのに不正解の場合もあります。ちょっと上級者向けかもしれません。
ただ解説はしっかりしていたのでその辺は良いかもしれません。
公式サイトで学習
開発でも同じことが言えますが公式ドキュメントは読んでおけという話です。
オンライントレーニングを一切聞かなかった人はここは必ず読んでおきましょう。
各モジュールの最後には問題もついているので非常に有用です。
以下のパート1から6まで一通り目を通しておきましょう。
受験の申込み
受験申込を行いましょう。バウチャーを使用するのをお忘れなく。
自宅でもPCがあれば受講可能ですが、心配な方は各地にテストセンターがあるのでそちらで受講します。
テストセンターだと日曜日も受験可能なので私はテストセンターを選択しました。
試験への持ち物
テストセンターで受験する場合の持ち物です。
- 本人確認書類(2点)
詳細は下記を参照してください。
私は運転免許証と健康保険証で問題ありませんでした。
また、Microsoftのサイトにはローマ字で氏名を登録します。本人確認書類はそれと一致している必要があるみたいな記載がありますが、読み仮名が合致していれば受験は問題ありません。
試験を受験する
私は日本語で受験しました。
試験画面の機能には英語表示にも切り替えれそうでした。稀にあるとのことですが日本語訳に違和感を感じたらこちらで英語に切り替えてみるのも手かと思います。
ちなみに私が受けた試験では特段違和感なく日本語で全て回答出来ました。
また、電卓機能もあるので電卓は用意していく必要は無さそうです。
SLAの計算とかあった場合に役立つかもしれません。
これらの機能ってテストセンターに依存しないよね…?しないとは思いますが参考程度に。
- 試験時間:60分
- 合格点:1000点満点中700点以上で合格
何度か見直しをする位の時間はあります。早い人は10分程度で終わるかもしれません。
まとめ
有志で問題を公開されている方やMicrosoftの公式ドキュメントに感謝しましょう。
これでもしダメであればAZ900の書籍もでています。
そちらで勉強するのも手かもしれません。